ブーツが臭う原因と消す方法・対策方法まとめ

冬本番ともなると、ウィンターファッションに欠かせないアイテムがブーツでしょう。

 

オシャレに気を使う女の子なら、それほど寒くなくてもたいてい履いているのがブーツなのです。
でも、ブーツといえば気になるのが、あの強烈な臭いなのではないでしょうか。

 

ブーツは、構造上、靴の中でも断トツに気密性が高いので、臭いが発生しやすく、こもりやすいという特徴があります。
ブーツは普通の靴のようにすぐに脱ぐことができないので、蒸れをこまめに解放させてやることもできません。

 

特にロングブーツともなれば逃げ場はさらになくなるため、温度も湿度も上昇し続け、どんなに寒くても足だけはポカポカという状態になるでしょう。
これが、ファッションのために屋内で履き続けているような場合には、ブーツの中は蒸れて暑くてしょうがなくなることも珍しくありません。

 

そこで、しっかりとブーツの臭いの取り方や対策方法をマスターしておく必要があります。

ブーツが臭くなる原因は?

足は臭いものの代表のようにいわれることが多いですが、その原因は、足だけに発生する成分「イソ吉草酸(きっそうさん)」にあります。

 

足は、体の中でも非常に汗腺が多いことが知られています。両足合わせれば、1日にかく汗の量はコップ1杯分に相当するのだといいます。
汗は本来は無臭なのですが、雑菌と混ざり合うことで鼻につく嫌な臭い、イソ吉草酸を発生させてしまうのです。

 

また、足の角質が厚くなるとことも、臭いが発生する原因となります。厚くなった角質がブーツの中で蒸れて剥がれると、それをエサにして雑菌が活発に活動しだし、増殖してイソ吉草酸を発生させることになります。

 

さらに、密閉された空間、ブーツの中の湿度は、履いた直後でも80%を超すといわれています。
80%といえば、熱帯気候の国の平均気温と似たようなものです。

 

しかも、10分も履いていれば、なんと100%に近くなるともいわれています。
これは熱帯雨林気候と同じです。このような環境にあるブーツの中は、殺菌にとってはまさに天国と同じです。
大量のエサを食べてどんどん繁殖し、その結果、イソ吉草酸もどんどん発生することになるというわけです。

 

ブーツの臭いの取り方

【ブーツの臭いの取り方その1】10円玉を使う

ブーツの臭いの取り方はいくつかありますが、中でもおすすめなのは10円玉を使った方法です。
10円を使うといってもなくなるわけではありませんので、これはほとんど無料でできる大変手軽な方法といって良いでしょう。

 

何故、10円玉を使うのかといえば、その材質に秘密があります。
10円玉は銅とスズの合金でできており、汗に反応すると銅イオンが放出されるのですが、この銅イオンには非常に高い殺菌効果があるのです。
イオンといえば、銀(Ag)イオンを使った消臭スプレーはたくさん出回っていますが、銅イオンにも同じ効果があるわけです。

 

10円玉の数は多いほど殺菌効果も高くなるので、お釣りなどでもらったら貯めておくようにしましょう。
10円玉が用意できたら、まずはきれいに洗っておきます。
この時、食器洗い用の洗剤を使えばしっかり汚れを落とせます。
また、ブーツの内側も除菌タイプのウェットタオルなどできれいに拭き取りましょう。

 

少し湿り気があるのと銅イオンが放出されやすくなるので、完全に乾く前に10円玉を入れてしまいます。
ブーツの底に重ならないように並べ、一晩おけばOKです。
10円玉を取り出した後は、風通しの良い日陰でブーツを乾燥させていきます。
10円玉は、ブーツを履く日でも、インソールの下に数枚ほど忍ばせてみるのも良いでしょう。

 

【ブーツの臭いの取り方その2】洗う

最近ではスニーカーでも使い捨てる人が多いですが、一昔前までは汚れたら洗って履くのが当然だったものです。

 

でも、ブーツとなるとどうでしょうか。さすがに洗ってまで履く人はいないのでは、と思う人が多いのではないでしょうか。
しかし、実はブーツも丸洗いすることが可能です。しかも、洗い方はとってもシンプルです

 

ブーツを洗うのに用意するものは、使い古しのスポンジや歯ブラシ、靴を洗う柄のついたタワシや洗剤、それに、雑巾や古新聞などです。
革靴であれば水を使いますが、合皮のものであればお湯を使っても問題ありません。

 

まずは、タライに水またはお湯を入れ、ブーツを浸けて洗剤を付けたスポンジで汚れを落としていきます。
本皮の場合は、皮専用の洗剤を使いましょう。

 

 

強くこすると傷むので加減しながら行い、内側も丁寧に洗っていきます。
爪先など届かないところは柄のついたタワシを使うと便利です。また、頑固な汚れが付いている部分は歯ブラシを使いましょう。
汚れが落ちたら、十分にすすぎます。この時、すすぎが足りなかったり洗剤が残っているとシミになることがあるので注意が必要です。

 

後は、水気をよく切って雑巾でしっかりと拭き取ってしまいます。
型崩れしないタイプのものであれば、洗濯機で脱水してしまうのも良いでしょう。

 

ただし、ごく短時間に抑えることが重要です。十分に水気が取れたら、日陰で風通しが良いところで干します。
中には、くしゃくしゃにした新聞紙を入れとおくと水分を吸い取ってくれます。
新聞紙は頃合いを見て取り替えます。また、扇風機の風を当てると短時間で乾かすことができますが、ドライヤーは厳禁です。

 

型崩れしやすいタイプのブーツは、シューズキーパーを入れておくと安心です。型崩れは乾燥の時に起きやすいので、型崩れ防止をしながら早めに乾かすことが大切です。
値段の張る大切なブーツなどは、靴クリーニングなどを利用するのも良い方法です。完全に乾いたところで、靴クリームなどを付けてピカピカにしましょう。

 

【ブーツの臭いの取り方その3】重曹で臭い消しを作る

強烈な臭いを発しやすいブーツには、重曹で作った臭い消しを使う方法もおすすめです。
重曹には臭い消し効果がある上、湿気を吸う作用もあるので、1日中履いて蒸れたブーツには最適です。

 

シューキーパーのようにして毎日使うようにすれば、履いていてもスッキリ爽快になることでしょう。重曹は低価格ですし、気軽に購入することができます。
用意するものは、重曹30グラム(大さじ2杯)とお茶パックです。

 

 

 

または、古くなったソックスを使っても良いでしょう。
使い方は、お茶パックやソックスに重曹を入れ、重曹が外に出ないようにしっかりと包み込むようにします。後は、そのままブーツの中に入れればOKです。

 

重曹が出そうな時には、もう1枚お茶パックを使えば安心です。ソックスであれば、輪ゴムなどで止めると飛び散り防止になります。帰宅後はこれをブーツの中に入れるのを習慣にしてしまいましょう。一晩かければ十分な効果を発揮します。

 

また、重曹に消臭効果のあるエッセンシャルオイルを混ぜるとさらに効果はアップします。
抗菌効果や殺菌効果のあるものでも良いでしょう。分量は、重曹30グラムに対して15〜20滴ほどです。
ガラスかステンレスのボールなどに入れてよく混ぜ合わせてから、お茶パックやソックスに包んでブーツの中に入れます。
ただし、エッセンシャルオイルの効果は2週間程度が限界です。頃合いを見計らって、お茶パックの中にエッセンシャルオイルを追加しましょう。
この時は数滴加えればOKです。消臭効果のあるエッセンシャルオイルであれば、ユーカリやオレンジスイートなどが有名なところですし、抗菌効果であればペーパーミントやローズマリー、殺菌効果であればティートリー、といったところではないでしょうか。

 

 

【ブーツの臭いの取り方その4】アロマスプレーを作る

エッセンシャルオイルを使ったスプレーを作っておけば、ブーツや靴だけではなく、空間の消臭も手軽にできておすすめです。
気になる時にシュッとひと吹きするだけで、エッセンシャルオイルの良い香りがします。
アロマスプレーの材料は、精製水90ミリリットルに無水エタノール10ミリリットル、消臭効果のあるエッセンシャルオイル20〜30滴です。

 

抗菌効果や殺菌効果のあるものとブレンドするのも良いでしょう。
これらをガラス製のスプレーボトルに入れて、よく混ぜれば出来上がりです。
コツは、精製水を数回に分けていれることです。一度に全部入れるよりも馴染みやすくなります。

 

また、放置しておくと、エッセンシャルオイルと精製水が分離して2層になるので、使う前にはスプレーボトルを振ってよく混ぜてからスプレーするようにします。
肌につくと炎症を起こす可能性があるので、扱う時には触れないように十分に注意しましょう。

 

【ブーツの臭いの取り方その5】消臭スプレーを使う

ウィンターファッションにブーツは欠かせないという女子はかなり多いですが、脱いだ後の臭い対策はしっかりしないといけません。
途中でストッキングを取り替えるなど出来れば良いのですが、予定外にブーツを脱がなくてはならなくなった時、周囲の人に気付かれでもしたらせっかくのオシャレも台無しです。
そこで、常にバッグに常備しておきたいのが消臭スプレーです。

 

超強力な消臭スプレー「ヌーラ」

 

ドラッグストアなどに行くと、靴やブーツ専門の消臭スプレーがたくさん販売されていますし、amazon.comや楽天市場などからも手軽に購入することができます。
しかし、さまざまな種類がある中、もっとも人気の高いものの一つが超強力な消臭スプレー「ヌーラ」なのではないでしょうか。
臭いといえば、足の他にワキガがありますが、ヌーラはワキガにも効果があります。ブーツを履く前にまんべんなくスプレーしておけば、足から出る強烈な臭いが染みつくのを防いでくれます。

 

※ヌーラを買うと、中に「消臭実験セット」が入っています。
実際に試してみると、アンモニアの臭いが3〜5分で消えるので本当に驚きます。

 

ヌーラの詳細はこちら

 

 

信頼のブランド!「ドクターショール 消臭・抗菌 靴スプレー」

ドクターショールはアメリカ初の足の専門ブランドで、土踏まずをしっかりサポートしてくれるインソールなどが良く知られています。
そのドクターショールから発売されている靴スプレーは、中にこもりやすい独特の強烈な臭いを瞬時に消し去り、臭い菌が繁殖するのを抑えてくれます。

 

 

高い効果を生む秘密は、370種類を超すといわれる、細菌にアタックする抗菌剤にあり、消臭効果も24時間ずっとキープされます。
また、コスパが大変良いとネットの口コミなどでも高い評価を得ており、職場で靴を履き替える女性の多くが必需品としているようです。
容量の割に値段はやや高めという難点はあるものの、これこそブランドの信頼感ともいえそうです。
香りは、無臭タイプとベビーパウダータイプがあるので、好みで選ぶと良いでしょう。また、ドクターショールからは、「強力消臭・抗菌 インソール」も発売されています。

 

Ag(銀)イオン配合がうれしい!「靴・ブーツ用除菌消臭スプレーAg+」

「靴・ブーツ用除菌消臭スプレーAg+」は、Ag(銀)イオン配合なので、優れた除菌効果が期待できます。

 

 

配合成分はもちろんのこと、ブーツ用と銘打っているところに惹かれるのではないでしょうか。
パンプスなど幅広い靴に使用でき、清潔感のあるほのかな香りも多くの女性から支持されています。
また、パウダー配合なのでブーツの中でもサラサラ感が持続して快適な気分になれるはずです。

 

イソ吉草酸に効く!「双美商会 トレンティア」

イソ吉草酸(きっそうさん)とは足だけに発生する特有のもので、ブーツの臭いの原因の成分です。
「双美商会 トレンティア」最大の特徴は、このイソ吉草酸を徹底的に除去してくれることにあります。

 

 

また、倒立ジェットノズルが採用されているので、ロングブーツであっても気になる爪先までしっかり狙い撃ちできます。
グレープフルーツオイルが配合されており、爽やかな柑橘系の香りがブーツを包んでくれるでしょう。

 

ブーツの臭いは、消臭するだけではなく、原因物質を取り除かなくては根本的な解決にはなりません。
その点、双美商会 トレンティアなら、消臭力とともに抗菌力も期待できるので、ニオイの原因菌をもとから排除することができます。

 

ブーツに臭いが付かないようにする対策方法

【ブーツの臭い対策その1】休息日を作る

10円玉を使った方法の他にも、重曹、アロマスプレー、消臭スプレーなど、いずれも効果が期待できますが、残念ながら頑固に染みついてしまった場合は、完全に取り去るのはなかなか難しいといえます。
そういう意味では、臭いが染みついてしまう前に何らの対策をするのは、非常に有効的な臭いの取り方だといえるのではないでしょうか。

 

そんな事前の対策におすすめなのが、1日履き続けたブーツに休息日を上げることです。
雑菌というものは全身に存在していますが、足に生息する菌の数はその中でも特に多いといわれています。

 

1日中密閉されるブーツの中に蒸れた足があれば、ブーツにたくさんの雑菌が移っているのは容易に想像できるでしょう。
そこで、1日履いたら2〜3日の間は違うブーツを履いて出かけ、その間、しっかりとお休みさせてあげるのです。

 

ローテーションでブーツを履くようにすれば、どのブーツも強烈な臭いがつくことは避けられるはずです。
お休みのブーツは、風通しが良く直射日光の当たらないところに置くようにし、中にはシューズキーパーを入れましょう。
もちろん、シューズキーパーは消臭効果のあるものがおすすめです。

 

【ブーツの臭い対策その2】シューズキーパーを作る

もしも消臭効果のあるシューズキーパーがなければ新聞紙でも十分です。
他にも、お茶を飲む人であれば、使い終わった緑茶の葉を乾燥させたものなどでも良いでしょう。

 

ティーバックに入ったものなら、そのまま入れれば良いので手軽ですし、ティーバッグなしならティッシュなどに包めばOKです。
緑茶にはカテキンが含まれていることが有名ですが、実はこのカテキンには強力な殺菌効果があります。
さらに、緑茶には消臭効果にあるポリフェノールも含まれるので、臭い対策用シューズキーパーとして最適といえます。

 

【ブーツの臭い対策その3】爪のお手入れをする

ブーツに臭いがつくのを防止するには、足の爪のお手入れが大切です。何故なら、足の臭いのほとんどは爪と皮膚のすき間に原因があるといえるからです。

 

人の身体にはもともと雑菌がいるのが普通ですが、足には特に多く常駐しています。そして、爪と皮膚のすき間に溜まりやすい垢などをエサにして、どんどん繁殖していってしまうのです。つまり、爪と皮膚のすき間には雑菌が集中しやすいわけです。

 

また、指の間も汗を蒸れてかきやすいため、雑菌の温床となりがちです。
爪を定期的にカットするとともに、毎日お風呂に入った時に足の指の間を丁寧に洗うようにしましょう。
その際は、ボディソープを使うよりも固形石鹸を使った方がより消臭対策になります。

 

ボディソープといえば、泡立ちが良くて使いやすく、保湿成分が含まれていることからしっかり感があることがメリットです。
しかし、足の臭い対策としては、この保湿成分が邪魔になってしまうことがあるのです。
ブーツが臭くなるのは、足が蒸れて雑菌が繁殖することが原因なので、保湿ではなく、しっかりと乾燥させることが必要なのです。
そのため、足は固形石鹸で洗うのがベストです。

 

そして、角質も雑菌のエサとなるので、定期的なお手入れが必要です。
角質のお手入れは、お風呂で角質が柔らかくなった時が最適です。軽石などを使ってやさしく取り除いてあげましょう。

 

爪のお手入れで大切なのは、決して深爪をしないことです。
たまにしか切らないから深めに切っておこう、というのはいけません。
深爪をすると、深く切ってしまった部分のお肉が盛り上がり、爪との隙間を埋めてしまうことがあります。
そうなると当然十分に洗えなくなってしまうわけですが、雑菌が繁殖するのには十分なのです。むしろ、不潔になったことでエサが増え、どんどん増殖してしまうことになります。

 

爪は、先端の白い部分すべてをカットする必要はありません。
最初にストレートにカットしたら、後は、ストッキングが伝線しないように両サイドの尖った部分を削るだけで良いのです。

 

【ブーツの臭い対策その4】ブーツのサイズも要チェック

冬は靴下を2枚履いて暖かく過ごしたいと、ブーツは1サイズ大き目のものを選ぶという人は多いのではないでしょうか。

 

しかし、これが臭いの原因になっている場合があるので注意が必要です。意外かもしれませんが、ブーツの大きさが足に合っていないために臭いを発していることもあるのです。
これは、ブーツの中にスペースが生まれると湿度が上がりやすくなり、その分、足が蒸れてしまうためです。ブーツこそ、足にぴったりのサイズを選ぶ必要があるのです。

 

しかし、既に購入してしまった大き目のブーツにも臭い対策ができるので、履くのを諦めてしまう必要はありません。
インソールを工夫することで対策ができます。

 

 

インソールをやや大きめにカットするともに、2〜3枚使うことで微妙なサイズ調整ができます。
一枚ずつ足していって、ちょうど良く足がおさまるところを見極めましょう。
また、もしも家に履かなくなったジーンズがあるのなら、ジーンズの生地でお手製のインソールを作るのもおすすめです。
ジーンズの生地には消臭効果があるので、無料で臭い対策ができてしまいます。大き目のサイズだと爪先部分にスペースが生まれやすいので、特に先端に余裕を持たせて作成しましょう。

 

【ブーツの臭い対策その5】予備の靴下をカバンの中に入れておく

ブーツや足の臭いが気になるのは、やはり、ブーツを長時間履き続けて脱いだ時でしょう。

 

自宅まで履き続けるのならまだ良いのですが、問題は出先で思いがけずブーツを脱がなくてはならなくなった時なのではないでしょうか。
そんな時のための対策として、バックの中に常に予備の靴下を入れておくと安心です。

 

蒸れて大量にかいた汗は靴下が主に吸い取ってくれるわけですが、長時間履いていれば当然ブーツにも汗は移ってしまいますし、靴下自体の臭いもかなりのものとなるのは容易に想像できます。
そのままにしていては、ブーツに付いた臭いはだんだん取れなくなり、せっかくのお気に入りのブーツも使い物にならなくなってしまいます。

 

友人や彼の家という場合は難しくなってしまいますが、居酒屋で席が小上がりしかあいていなかったという場合には、トイレの個室で履いていた靴下を脱ぎ、汗拭きシートなどで拭き取ってから靴下をかえてしまえば良いのです。

 

また、臭い対策用のスプレーなどもシュッとひと吹きしておくと安心です。